サルナート  Sarnarth

 
 

 デリーから朝1番の飛行機でVaranasiに到着した。

灼熱の地方空港である。ゲートを出たところでタクシーチケットを購入する。多くの観光客は巡礼の聖地、ガンガに面する日本名ベナレスに向かうが、私たちはブッダがブダガヤで悟りを得た後、多くの宗教者が集まっていたこの地を訪れ、はじめて5人の修行者に真理を説法した鹿野苑に向かった。

 2500年の時を超えてブッダに会いに来たのである。

 感激だ!

 写真は6世紀に建造されたダメーク・ストゥーパである。緑豊かな公園の中にそびえている。

 そばには日本の天台宗をはじめ仏教関係の建物が建ち並ぶ聖地となっている。

 隣のムールガンダ・クティー寺院にはシャカの遺骨が納められ、日本人画家−野生司香雪がブッダの生涯を描いた壁画がある。

 日本の教科書にも掲載されてる仏教遺跡として有名なアショカ王のピラー(石柱頭部)が博物館に展示されている。石柱は現在無く、折れた柱跡が公園内にある。

 この頭部はインド共和国の象徴として貨幣や公文書のヘッドマークとなっている。


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ブッダ初転法輪の地

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