ボルネオ紀行(3)

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 ボルネオを訪れた理由には、これで漸くアジア回廊を一周できること、そしてムスリムであるマレーシア人、カトリックであるフィリピン人、儒教仏教徒である中国人が雑居している宗教の交差点地域にあたることである。インドネシア領ボルネオには一部ヒンドゥー教徒もいる。ボルネオ島のすぐ北の島々はフィリピン領、ただし、モロ解放戦線がいるムスリム地域である。そして、ミクロネシアから沖縄、日本に至るヌヌの言語的文化伝搬の中継点である などの地理的位置にも興味があるからである。

 さておき、多くのマレーシア人は マハティール政権以来基本政策となっている儒教精神を基本にひとづくりすすめ、あらゆる宗教が共存し、経済とともに繁栄し合う寛容さを養っているように感じられる。

 観光地には珍しいくらい 、バリ人と共有する、こころ優しい 笑顔が とても素敵な人々である。

 期間中タクシーを借り切り大移動をしたが、だれもがfareで親切であった。

 そして、訪問最大の理由はボルネオ島で大戦中亡くなられた方々の慰霊祭をキナバル山で行うことであった・・・・・・。

 

サバ州立モスク