ボルネオ紀行(2)

welcomeWelcome.htmlWelcome.htmlshapeimage_2_link_0
Borneo(2)Welcome.htmlshapeimage_3_link_0
 
 

 マレーシア・サバ州の州都コタキナバル、英国領時代はジュッセルトンと呼ばれていた街である。

 日本人にとっては、ボルネオは天草出身のからゆきさんが祖国を遠く離れて働いていたサンダカン(サバ州第2の都市)の町が有名である。

 山崎朋子 原作 熊井啓 監督の「サンダカン八番娼館・望郷」は戦前、戦中と昭和の激動時代に翻弄された女たちの悲しみが見事に描かれていたことを思い出す。

 コタキナバルはブルネイやラブアン島など近隣沿海に石油が豊富に産出されることから、その権益を求めて明治以後覇権争いがあった。

 第2次世界大戦中にコタキナバル・サンダカンは日本の占領地となっていたため、英国の激しい爆撃で廃墟となったが、1968年町の再建とともに現在のコタキナバルに改名された。

 写真は、コタキナバルの名物料理である肉骨茶バクテーである。中華とマレーシア料理の良いところを合わせた肉スープ、他にミーゴレンやナシゴレンなどあるがこれが一番。胡椒や塩で少し辛めの味付けをし、安くて大変おいしい。白飯と野菜の炒め物があれば最高である。      

コタキナバルの名物

Cool & Lucks Takasago